近所に住んでおられる聖者(パワー指数700以上?の方※1)にお会いしてきました。
その方とは1年ほど前知人に紹介してもらい、それ以降数か月に1度会いに行くのですが、
先日お会いした時最初の話題は「何人」となるかということでした。
あなたが「何人」であるかは自分で決められるのです。
その方は開口一番にそういわれました。
もしあなたが日本人といえば、あなたは日本人(日本に属する人)です。
もしあなたが地球人といえば、あなたは地球に住む人です。
もしあなたが宇宙人と言えば、あなたは宇宙に住む人なのです。
確かにその通りです。
私たちは日本人でもあれば、地球人でもあり、そして宇宙人でもあるのです。
(もしあなたがアメリカ人であれば、アメリカ人ですし、韓国人ならば韓国人となりますが、それでも地球人であり、宇宙人です。)
あなたが日本人と答えようと、地球人と答えようと、
あるいは宇宙人と答えようとどれも正解であり、それはあなた自身が決めることなのです。
すべては私たちがどこに属しているかという意識次第です。
さて、おそらく40代・50代以降の人ならば、
どことなくアメリカ人や西洋人は進んでいる人、
アジアの国々の人々は発展途上の人、
ただ日本人はアジア人だけど西欧と同じ
というイメージをどことなく今も抱いているのではないでしょうか?
それはこれまでの歴史上、時代とともに歩んできた歴史からそのような感覚を持ちがちだと思います。
けれどもそうする限りその人たちは日本人の域から抜け出すことはできません。
一方ここのところ世界各国の生活水準が急速に同じようなってきていることもあり、
アジア各国から日本を訪れる人が増えています。
また仕事や学校を通じてそれらの国々の人々、
あるいは欧米の人々と日常的に触れ合うようになっています。
そのため20代、30代の若者たちは、優越意識よりもどこの国の人とも対等(意識)に付き合うようになり、
まさに今の若者たちは地球人意識を自然に持てるようになってきているといえるのではないでしょうか?
これって意識の次元が上昇しているといってもよいのではないでしょうか?
ならば「私たちは宇宙人である!」という意識を(意識的に)持ったならば、
いつだって宇宙人になれるのではないでしょうか?
宇宙から地球を見ることが実際にできるのはまだ宇宙飛行士などの限られた人たちのみです。
けれども現在では科学の発達により、
宇宙から地球を見た写真、
遥か彼方の銀河の写真など様々な映像を見ることができるようになり、
私たちはこれまで以上に宇宙に飛び出す姿を容易に想像をすることができるようになりました。
もしそこに瞑想を取り入れれば、私たちは意識を宇宙っぱいに広げることができます。
そして宇宙そのものとなることができるのです。
なぜなら瞑想は心の内側を見ることであり、心の内側にあるのはまさに小宇宙であり、
それらはつなげることが可能だからです。
宇宙いっぱいになった私はすべてを包み込んでいます。
自分の好きな人、好きなモノだけでなく、嫌いな人もコトもすべてを包み込んでいます。
その時の私はとてつもなくでっかくもあり、あるいは身体などないようにも思えます。
話しが逸れてしまいますが、
かの物理学者アインシュタインは、
いかなる問題も、それをつくりだしたときと同じ意識によって解決することはできない
~The problems that exist in the world today cannot be solved by the level of thinking that created them.~
と述べています。
今私たちが直面している問題、あるいはあなたが直面している問題も次元を上げてみると、
解決方法が出てくるかもしれませんし、あるいはなんてちっぽけなことで…なんて思うことになるかもしれません。
なんたって宇宙いっぱいに生きれば、すべては私の中で起こっている出来事です。
そしてそれは小さな小さなことにこだわり争っている小さな小さな、もひとつおまけに小さな私(たち)です。
(残念ながら私の場合)瞑想が終わってしまえば、元の姿に戻ってしまうのですが…、
可能ならばそんな大きな意識を持ち続けられるようになりたいと思うのです。
そうしたらきっと小さなことにこだわらずニコニコして生きていられるように思えます。
そしてより大きな世界へ向かって歩んでいけるように思うのです。
※1)「パワーか、フォースか 人間のレベルを測る科学」デヴィッド・R・ホーキンズ著(三五館)