2024大予測?
2024年(令和6年)がスタートしました。愛しき媛國では初日の出と共に青空広がる美しき元旦を迎えましたが、一方で石川県能登では大地震が発生する年明けとなりました。(被災した地域の1日も早く復興を願うと同時に、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。)果たして令和6年辰年はどのような年となるのでしょう?
昨年のブログに載せたトランプ大統領のCPACメッセージで、彼はこの2,3年はとてもエキサイティングな年となるでしょうと話されていました。
確かに昨年は、ガザにおいてイスラエルとパレスチナの戦闘が始まり、またひとつ世界の火種が発火し、世界的緊張状態がより一層悪化した年となりました。
その他BRISCの勢力拡大と共にグローバルサウスの幕開けとなり、それとは逆にG7を主とする先進国と呼ばれてきた国々の凋落が明らかになりました。中でもアメリカ合衆国の崩壊が外からも内からも明白となり、これまでの時代が時代が大きく変わってきていることが明らかになった1年でした。
昨年1年の出来事でもう十分ですと言いたいところですが、まだしばらく混乱状態が続き、緊張状態を余儀なくされそうです。
昨年は世界の大きな変化が示された1年とするならば、今年は日本国内でも同じように大きな変化を感じられずにはいられない1年となりそうです。
既に昨年後半から日本国内でも政治や芸能の世界では大きく揺らぎ始め、その闇が暴かれ始めていますし、大企業の揺らぎも見え始めています。今年はそれらの揺らぎが増々大きくなりそうです。製薬会社や医療業界の闇が暴かれ始めるのではないでしょうか?
私たち庶民の生活においても昨年は石油価格の上昇を始め物価上昇が生活に直撃してきましたが、今年は更により直接的なカタチで私たちの暮らしに現れ、より多くの混乱に巻き込まれていくように思えます。
一体私たちはこれからの混乱に対してどう対処すればよいのでしょうか?
stuart hamptonによるPixabayからの画像
予測よりも
と、
これから起こるであろうことを書こうと思いもしたのですが、私の薄っぺらい予想などを書いて、それを読むよりも、多くの人がそれぞれの専門分野から見た予測を述べられているので、そちらを見たり、読んだりした方がよっぽど役に立ちます。
ましてや私自身、予測したとしても、それで何かできるかというと、何もできません。世界の大難、日本の大難に対して、私はどうすることもできません。
もしできると言えば、twitter(現X)で「♡いいね」することとリツイート(リポスト)するぐらいです。マックス頑張ってパブリックコメントに意見すること、選挙があれば「今だけ、金だけ、自分だけ」の政治家にNOを突きつけることぐらいです。
それにね
これまでの体制ってもう勝手に崩れていくのだと思うのです。止められないものだと思うのです。なぜならそれが時の流れだから。
なのでそれらにどうこうしようと考えることよりも、私(たち)にできることは、どのような状況になろうと「自身の想いをカタチにしていく」こと、想いを実現化することに向って歩んでいくことだと思うのです。それこそが私(たち)が彼らの次元から離れられることだと思うのです。
2023振返り
では私自身の「カタチにすべく想い」は何かというと、
昨年の私自身の最大のイベントは耕作放棄地の開墾でした。
トラクターで耕してあげるよという申出を(丁重に)お断りし、約140平米の土地を4月から鍬一本で耕し始め、8月半ばに耕し終わるという貴重な経験をさせてもらいました。
もう少し詳しく振り返れば、4月から開墾を始めて、5月の連休中に夏野菜を少しでも植えたいと思い、初期開墾エリアの一部に畝立てし、トマト、キュウリ、ナスビを植えました。そして再び開墾を行い、畝立てし、6月にはサツマイモとオクラを植え、8月に全体を耕し終え、道路そばの畝にはコスモスの種をまきました。
これら一連の作業を時系列に表にしてみると以下のようになります。
作業 | 収穫 | |
4月 | 開墾開始 三つ鍬(備中鍬)ひとつで耕し始める。 | |
5月 | 一部畝立てし、GWにきゅうり、トマト、ナス、ピーマンの苗を植える。 | |
6月 | 一部畝立てし、サツマイモ、オクラ、スイカ(苗)、モロッコ、きゅうり(地這い)を植える。 | |
7月 | 開墾 一部を根っこ、草の収納場所とする。 | |
8月 | 11日に西側道路まで開墾。 【 道路そば畝にコスモスの種をまく。】 | トマト、キュウリ、ナス、(ピーマン)(スイカ) |
9月 | ジャガイモ、大根、白菜、ブロッコリー | トマト、オクラ、キュウリ |
10月 | ニンニク、パクチー、ターサイ、(サツマイモ、オクラの後作として)そら豆、スナップエンドウ | サツマイモ、オクラ、キュウリ |
11月 | ほうれん草、ケール、レタス、サニーレタス、キャベツ(きゅうり、トマトの後作として)玉ねぎ、 【(観賞用として畔付近に)ワイルドフラワー 】 | |
12月 | イタリアンパセリ 【(コスモスの後に)チューリップ、ネモフィラ、キンギョソウ、未開墾エリアにクリムソンクローバー 】 | ジャガイモ、ターサイ、大根 |
こうしてみると開墾をしつつ、いろいろな種を蒔いたり、苗を植えてきたりしたことが分かります。野菜によっては、上手く育たなかったもの、ほとんど収穫できなかったものもありますが、この8か月の間に全部で20種類の野菜を育てており、その数に自分自身ビックリしています。
また8月に西側まで耕し終わり、道そばに畝立てし、その畝にはコスモスの種をまくことで、11月初旬から中旬にかけピンクや白のコスモスの花が咲き誇りました。
おかげで道行く人が「コスモスがきれいね!」と声もかけてくれました。
残念ながら水をやり過ぎたせいかコスモスの咲いている期間は予想よりも短くなってしまいましたが、それでも散歩する人の小さな喜びとなったと思いますし、私自身の大きな喜びとなりました。
想いをカタチに
さて、現在(令和6年1月)の畑、~そうそう、この菜園は「ゾウと猫のさい園」と名付けています~の状況をお伝えすると、
野菜類として、そら豆、スナップエンドウ、玉ねぎを始め15種類の野菜を育てています。(上の表参照)
またこの畑を「インクルーシブ農園(※1)」とするために畑の南側の幅約1.5mは耕さず、11月からなるべく平らになるように土を入れ地面を固め、車いすが通れるように整備をしている最中です。ただ車椅子の人にも農園に入っている気分を味わってもらうために少し凸凹を残すようにしたいと思います。
※1)インクルーシブ農園とは
車椅子の人、視覚障害のある人など身体の不自由な人も入ることのできる農園のことを(個人的に)インクルーシブ農園としています。
また畑の南端は当初から水の通り道として溝が掘られていたので、そのままにし、(車椅子の人が怖くないよう)溝側の地面を固めるためホワイトクローバーの種をまいています。その他一部のエリアにクリムソンクローバーの種も撒いています。
道端のコスモスが咲いていた畝には、12月にネモフィラの種を蒔き、チューリップの球根を植え、その他金魚草の苗を植えたりしています。また畑南側の境には、ワイルドフラワーの種を蒔き、現在いろいろな芽が出て育っています。
おそらくこのまま順調にいくと、春にはいろいろな野菜の成長が見られると同時に、様々な花が咲き誇り、多くの人の目を楽しませてくれるのではないかとワクワクしています。看板も作らなきゃ!
ということで、耕作放棄地の開墾は汗だく、泥まみれになって大変なこともありましたが、それもよき思い出と経験となり、今では春まで作業とその成果が待ち遠しくてならないのです。
きっと「ゾウと猫のさい園」には私のオリジナル性と世界観が現われるのではないかと思っています。これが私のひとつの想いのカタチです!
まだまだ続きます!
さて、この「ゾウと猫のさい園」をつることも一生懸命ですが、このところもう一か所畑(耕作放棄地)を借りられないものかと考えています。そして今度はその畑で「協生農法」というものを実施してみたいと考えています。
協生農法とは、有用植物が育つ生態系を人為的につくり、食料を収穫しながら生物の多様性を豊かにしていくSony CSLによる取り組みです。
具体的にはこちらに実践マニュアルがありますが、読むのが大変な人はこちらのYoutubeを。
簡単にいうと、
無耕起(耕さない)、無施肥(自然界の天然供給物と必要に応じた灌水のみによる栽培)、無農薬、種と苗以外は一切持ち込まないという条件の下、有用植物を生産する農法のこと。多様な植物や野菜を無農薬で混生密生させて育てる。そのため、農場には虫が多くいたり、さまざまな種の雑草が生えていたりするが、「生態系の循環」を大切にする協生農法においては、排除されることなく育てられている。
生物多様性を取り戻す。シネコカルチャーに学ぶ協生農法とは?【ウェルビーイング特集 #12 再生】 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD
という農法です。
何故この農法を行いたいかというと、縄文時代の農法ってこの「協生農法」が一番近いんじゃないのだろうかと(直感的に)思ったこと。ただそれだけです。
これまでこのブログで縄文時代に関して書いたものがいくつかありますが(※2)、それはこれからの時代には縄文精神の復活が必要ではないかと思うからです。ならばこの協生農法を実施することによってまた縄文精神に一歩近づけるのではないかと思いますし、自分自身が縄文スピリット復活の実践をしないことには!…と思うのです。これもまたひとつの想いをカタチにするということです。
※2)縄文の中にある21世紀part1、part2、part3
そしてもうひとつ。これもまた開墾シリーズで書きましたが、フリースクールを通じた地域づくりという想い。そして「生命を育む」というテーマを根底に展開したいという想い。これをカタチにするための足がかりを得たいと思うのです。
ただしこれに関しては、私一人では到底出来ないことですし、そして私自身に「人づき合いが大の苦手である」という大きな課題もあります。それでも何か方法はあるはずです!
それに何よりこれに向かうこそ、2024年の大難に向かい合うよりもずっと魅力あるものと思うのです。
Sabine FassbenderによるPixabayからの画像
ワクワク>恐怖
陰謀論者と言われようとどう思われようとかまいませんが、はっきり言って現在は、人口削減とグレートリセットが展開されている時代です。2020年からそれは顕著になり、ここ数年がクライマックスになるのではないかと思います。
生き延びたいと思いますが、生物兵器やら電磁兵器やら、添加物、ナノ物質までいろいろなものが仕掛けられているので、必ずしも生き延びられるとは限りません。
ならば自分の想いをカタチにすることに向かっていることの方が、逃げ惑うよりもずっと前向きでいられると思うのです。そしてもし途中で終わることになろうとも、自分の夢に向かって倒れた方が後悔も少ないように思うのです。
恐怖や不安を抱えて脅えて生きるよりも、自分の想いをカタチにすることに向かって生きる。それこそが私の戦略であり、対処法です。ワクワクは恐怖に打ち勝ちます!!
追記
年末年始に「蜩ノ記」(葉室麟著 祥伝社)を読みました。切腹を命じられ、残された期間に「藩の家譜」の完成を目指す左遷武士の凛とした姿を描いた作品なのですが、物語の最後の方に次のような文章が出てきます。
ひとは心の目指すところに向って生きているのだ、と思うようになった。心の向うところが志であり、それが果たされるのであれば、命を絶たれることも恐ろしくはない。
いま私たちに必要なのは、この「志」ではないでしょうか。
らいふあーと21~僕らは地球のお世話係~