ゆっくり時代宣言(新型コロナ考2)

4月7日夜政府は緊急事態宣言を出し、7都府県に対して外出自粛を求めました。3月末ごろから出されるといわれていたので諸外国のような大きな混乱はなかった(ない)ようですが、それでも該当エリアに住んでいる人々はこれまで以上に緊張を強いられることになるのでしょう。私は一地方の都市に住んでいるので、今回の緊急事態宣言で直接影響を受けるわけではありませんが、数週間遅れで地方都市にも緊急事態宣言が出されることもあり得ると考えております。

私事ですが7日夕方から体調が思わしくありませんでした。ついに私もか!?と思いつつも、夕暮れ時の散歩に出たところ、東の空には大きな月が昇ろうとしていました。そしてちょうど宣言を出して、マスコミとの質疑応答をしていたころ、月は天高くきれいに輝いていました。ネットのニュースで知ったのですが、今回の満月は今年最大の月だそうで、7日、8日とスーパームーンだそうです。それを知ってどおりでしんどいはずだと合点がいきました。というのも年を重ねてきて体力の低下が訪れ始めてから分かったことのひとつに、人間は自然現象に大きな影響を受けるということがあります。若き頃は体力任せでそのようなことは全く思わなかったのですが、40を過ぎてから気温の変化が与える体調の変化、天気による気分の変化等、自然現象が人間の心にも体にも影響を与えているのが分かるようになりました。そして数年前にもうひとつ自然が心身に影響を与えるものとして分かったのが月の満ち欠け(満月)です。今日はいつもよりも体調が思わしくない、体が重いなと思う日は結構な確率で満月なのです。そのため月を眺めるのは好きなのですが、満月の日はしんどいな~と思ったりするのです。(きっと女性の方は若いうちから分かっていることなのでしょうが…。)

ところで私がいつも見ているYoutube番組のひとつに占星術の大御所マドモアゼル愛先生のチャンネルがあります。先生の番組は占いに関することもありますが、社会分析、未来予想、これからの生き方などを先生独自の視点で話され、大変興味深く、なおかつ勉強になるものです。

数か月前のことですが、「月」について先生の解釈を話されたものがありました。多くの占星術師は月をその人にとってよいものとしてとらえているのですが、愛先生はそうではないと解説されるのです。月とは見かけ上はよいもの(人気)を現わしているのですが、実は月は幻影であり欠損を示すもの、その人にないものを示すものであるとおっしゃられています。それを聞いて反論する人も多いのでしょうが、満月となると体調不良に見舞われることの多い私には妙に合点がいったのです。

確かに夜空に浮かぶ月の光は太陽と違って目を刺激することもなく、優しく私たちを照らしてくれます。けれどもそれは実は月自体の光ではなく、太陽の光の反射によるものです。そのことを考えると月の光(輝き)とは見かけ上のことであり、実はないものと考えるのも納得いきます。

例えばそれは多くの人気アイドルというものがそうではないでしょうか。その人気が果たしてその子の実力かというと、そうではなく事務所やメディアによって作られた人気であることがほとんどです。それゆえに実際の自分と作られた自分とのギャップに悩まされる子もいると聞きます。それを考えると月が幻影や欠損を示しているというのもこれもまた大いに頷けるのです。

さて、翌日の8日朝4時頃に起き、5時過ぎに朝の散歩に出かけようとすると、西の空には赤い大きな月がありました。スーパーブラッドムーンとでもいうのでしょうか? 今回の満月の時間が8日11時30分過ぎであったことからその年の一番大きく見える月であったと思います。そしてそれは実に赤い月でした。それを見て「ああこれぞまさに見せかけの月なのだ」と思ったのですが、その時ふと今回緊急事態宣言が出されたのはまさにこの月が象徴するものと同じで「虚像」ではないかと思ったのです。

確かに今回のウイルスはこれまで人体には全く未知ものでありその感染力は強力なようです。けれども日本の場合なぜか世界に比べるとその死亡率は随分低いとされています。諸外国では何千、何万人もの死亡者が出ており、地域によっては火葬場が追い付かないとも言われています。高齢者だけでなく、若者にも重傷者や死者が出ています。しかしながら日本では新型コロナによる死亡者はまだ100人にもならない状況です(4/12現在)。 

一説によると今回の新型コロナウイルスは2種類ある(別の説では48種類あるとか、無限に増えていくとも…。)と言われ、日本は死亡率の低いものが広がっているのではないかとも言われています。あるいは日本人の生活習慣、食習慣等によるものではないかという説もあります。今後の状況を見てみなければなんとも言えないところもありますが、(未だ出回っていないようですが)アビガンという特効薬もあることを考えると、本当はそれほど心配するものではないのではないかとも思えます。

更に今回の新型コロナウイルスによる死亡者は、現状では毎年起こるインフルエンザの死亡者数ははるかに低いのです。(※年間1千万人が罹りおよそ1万人が死亡)しかしながらほとんどのマスメディアはそれらのことを語ることなく朝から晩までこの新型コロナウイルスがとてつもなく危険なものであると煽り、国民を恐怖に陥れています。

これらのことを考えると今回の新型コロナウイルスは世界経済の破綻を狙ったものであるというものや人口削減を狙ったものという都市伝説や陰謀論に対しても考慮する余地があるのではないでしょうか。(私はそれらを目的とした人工ウイルスによるテロと考えています。)

そんなわけで夜明けのスーパーブラッドムーンを見て虚像と思うと同時に、そこから思い浮かんだ言葉が「真っ赤なウソ」であり、今回の緊急事態宣言は、本当は「ゆっくり時代宣言」ではなかろうかと思ったのです。というのは今回出されたのは東京、大阪をはじめとする日本の人口密集地7都府県です。このエリアに対して外出の自粛、そして状況次第では事業活動の停止となるわけですが、このエリアの特徴は何といっても人口密集地であり、満員電車エリアです。24時間眠らぬ街です。また東証1部をはじめ上場した企業も多く、時代の最先端を競っている企業も多くあります。その分年収も多いのでしょうが、人々は日々最新のトレンドと優位性を追っかけて暮らしている地です。そして多くの人々が暮らす場所はコンクリートとアスファルトで囲まれ、ビルとビル、家と家の間が数センチというところも多いところです。その密集地でドッグイアーどころか、マウスイヤーともいわれる競争が行われ、更には隣人も見知らぬ他人同士という冷たい中で暮らしているのです。そのようなエリアに出された宣言ですので、表面的には緊急事態なのでしょうが、ずっと大きな視点で見ると、そうではないように思うのです。

ところで今回のコロナウイルスに関して興味深く思っていることがあります。それは今回の騒動が仏教とも大きくかかわっており、仏教的にみても時代の変わり目を示しているのではないかと思えることです。

というのは弘法大師空海は遺言として「56億7千年万年後に弥勒菩薩として現れる」と言っています。これはお釈迦様の遺言としても知られる言葉ですが、弘法大師もそう言われたとされています。5,670,000,000の 「567」はコロナとも読めます。無数のゼロはウイルスのようにも思えますし、ゼロとはないといえばない、しかしゼロのあとに-1、-2、-3…と続けられるようにあるようにも思える摩訶不思議な数字です。これもまたウイルスのようです。となると「5,670,000,000後に弥勒菩薩として現れる」はコロナウイルス後に弥勒(369)菩薩が現れるとも解釈できます。ちなみに戦時に大弾圧された大本教では「567」を「ミロク」と呼ぶそうです。

また今回の新型コロナウイルスでは3密に十分注意するよう言われています。3密とは「密閉、密集、密接」を意味します。一方弘法大師空海のもたらした真言密教でも「三密」が重視されます。しかしこちらの三密とは「身口意(しんくい)」のことであり、これは「身体」「口(言葉)」「意識」であり、「行い(行動)」「言葉」「心」のことを言います。コロナの3密はまさに都会の象徴であり、密教の三密は(真言)仏教の最も大切なところです。

またコロナとは英語でCORONAと表記され、その意味は光冠です。光冠とは後光(御光)であり、これは仏教では仏の光のことです。ここでも仏教と関連してくるのです。そのようなことから新型コロナウイルスとは、新しい光(仏=ミロク、仏の光)の伝染であり、時代が変わることを告げるウイルスと思えるのです。

モリヤンヌさんによる写真ACからの写真

そもそもウイルスとは、細菌の50分の1程度の大きさで、DNAは持ちつつも、単独では自己増殖できない、生物と無生物の間のものという、なんとも不思議な世界のものです。20世紀の科学の中で大きな事実として分かったことは、ミクロ(量子物理学)の世界は日常の物理学の世界(=見える世界の法則)とは全く違うということです。詳しくはここでは書きませんが、そこには意識が大きく作用します。意識ひとつでその状態が変わってくるのです。ですからミクロ的存在であるウイルスはもしかすると私たちの意識とも非常に大きな関係があるのかもしれません。

仏教とは、お寺や仏、あるいはお葬式などを思い浮かべるかもしれませんが、本来その根本のところは意識の世界であり、見えない世界、あるいは心の世界といっても過言ではありません。今回の騒動は三密といい、非常に仏(=心)の世界と関係しているように思うのです。都会のような慌ただしい3密の場所を離れて、行動、言葉、心を正せ、そして生き方を変えろと言っているように思えるのです。

余談ですが、言葉遊びとして567を369に(2)変えるためには5と3は「2」の違い、6は同じ「0」、7と9は「2」であり202です。弘法様(お釈迦様)の56億7千万年とは本当は5億7600万年ともいわれています。元のものに10を掛けたものであり、202×10は2020となります。2×10は20であり、2020年から20年を掛け弥勒の世に変わっていくのではないかとも思います。

日本は2011年3月11日に東日本大震災が起こり、甚大な被害を受けました。今でも多くの人々がその後遺症を引きずっています。そして10年近くたった今も福島第一原発は緊急事態下にあることは変わりありません。この大震災をきっかけとして一部の人は価値観を転換し、生き方を変えました。けれども多くの人は変えることなく結局以前と同様の生活に戻り「今だけ、金だけ、自分だけ」という3エゴを追い求めてきてしまいました。その筆頭が与党国会議員であり、それに続いて大企業幹部、マスメディアと並んでいるではないでしょうか。その結果日本でも急速に格差社会が広がってしまいました。

今回の新型コロナウイルスによって外出自粛、営業自粛・停止と経済活動が締め上げられ、それと同時に人々の暮らしも締め上げられようとしています。それは日本だけでなく世界も同様です。世界の方がもっとひどい状態です。まさに世界中が首根っこをつかまれた状態です。ではなぜ新型コロナウイルスひとつによってすべてが止められにっちもさっちもいかないような状態になってしまったのでしょうか。それは経済が止まり、それと同時にお金の動きが止まってしまったからです。

現在社会を動かしているのはお金の流れがあるからです。お金は人間でいえば血液のように日本中、世界中を流れそれによって人々は暮らしを成り立たせているのです。経済とはお金を流すための動力、心臓といってもいいかもしれません。その経済とお金の流れが止まってしまい、酸素も栄養もいきわたらなくなり、飢餓と窒息状態に襲われようとしているのです。だから世界中の国々が国民にお金を渡しているのです。(それを渋っているのが日本ですが…。)

ただしお金とは本来「モノやコトの循環を良くして人々を豊かにするもの」です。もっと言うならば循環を良くして「人々の『暮らし』を豊かにする」ものです。けれどもこの数十年で「暮らし」はお金がなければ成り立たないようにされてしまいました。何故か?それは本来「手段」でしかない、あるいは補助剤でしかないお金を「目的」としてしまったからです。誰もがお金を稼ぐことを目的とした暮らしとしてしまったからです。それが故に自然も社会も心も荒れてしまいました。

紺色らいおんさんによる写真ACからの写真

本来暮らしとは生活であり、家族であり、地域、友、労働、遊び、学び、歌、衣食住、つながり、社会、祈り、自然、天など様々なものが含まれます。それらは決してお金だけではありません。もちろん経済だけでもありません。信頼関係、共助、見えない糸、友情、自信など様々なものでもって成り立っていたのです。お金の比重などほんの僅かでしかなかったのです。それが西洋文化の流入と同時にどんどんと経済の比重が大きくされていき、いつしか金融を中心とした経済となり、ついにはこの数十年間でほぼお金一色とされてしまったのです。そしてそれが一番顕著だったのが都市部です。

ということでスーパームーンの下で7都府県に対して緊急事態宣言がなされたのを見て、この宣言は政府の思惑もあるでしょうが、人間を超えたもっと大きな意識が働いているのではないかと思うのです。その大きな力は今回の新型コロナウイルスを通じてまさに人々の「心」「態度」「考え方」「生活スタイル」を、すなわち「意識」を改めよと命じているように思うのです。それゆえに緊急事態宣言ではなく、「ゆっくり時代宣言」なのです。ただしこれは7都府県だけでなく、多かれ少なかれお金にまみれた地方都市、日本全国にも当てはまることです。日本全体、世界全体が見直さなければならないのです。そのことを大きな意識は日本人に伝えているのではないでしょうか。

コロナウイルスは目に見えぬ量子的存在です。もし私たちが意識を変え、祈り、行為を変えれば、今度は人類が対峙しなければならないような敵ではなく私たちの後ろ盾となり、光として輝けるものとなってくれるのではないかと思うのです。新型コロナウイルスを新しきミロク時代の象徴としなければならないのです!

aalmeidahによるPixabayからの画像


らいふあーと21~僕らは地球のお世話係~

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