イマジンとおかげさま

ジョンレノンと言えば、世界中の誰もが知っていると言ってもよいほどの有名人ですよね。

彼の名前を聞いて最初に思い浮かべるものと言えば、

ビートルズ!

となるのでしょうが、

ではソロとなったジョンレノン、あるいは彼の代表曲と言えば???
  

多くの人が「imagine イマジン」を上げるのではないでしょうか?
 

Imagine there’s no heaven
It’s easy if you try
No hell below us
Above us only sky
Imagine all the people living for today

Imagine there’s no countries
It isn’t hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people living life in peace, you

You may say I’m a dreamer
But I’m not the only one
I hope some day you’ll join us
And the world will be as one

Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
Our brotherhood of man
Imagine all the people sharing all the world, you

You may say I’m a dreamer
But I’m not the only one
I hope some day you’ll join us
And the world will live as one


歴史に残る名曲ですよね。

ではこの名曲「イマジン」と日本が関係しているとすると!?
  

ご存知と思いますが、ジョンレノンの奥さんと言えば日本人の小野ヨーコさんです。

ジョンはヨーコさんと一緒に日本に来た際に、靖国神社や伊勢神宮を参拝したこともあるそうです。

彼が伊勢神宮を訪れた時にヨーコの従兄妹である加瀬英明さんと話した内容は、

日本の神道についてであり、

神道とは宗教ではなく日本の信仰であること、

神道では人も自然も差別なく一体なんだということだったそうです。

そこから彼はインスピレーションを得て「イマジン」が生まれたそうです。
  

そのことは加瀬さん自身が書かれた記事にも書かれています。

【ジョン・レノン没後36年】ジョン・レノンは靖国の英霊に祈った 外交評論家・加瀬英明(正論11月号より)(1/6ページ) – 産経ニュース (sankei.com)

ただしこれを見る限り伊勢神宮参拝よりも先にイマジンが出来上がっていた可能性もあります…。

けれどもひとついえることは、ジョンレノンは小野ヨーコ氏から日本のことをたくさん聞いており、それがこの「イマジン」に何らかの影響を及ぼしていることは間違いなさそうです。


ビートルズを通じて世界的スターとなったジョンレノンは様々な人達から声をかけられたことでしょう。

それは決してよい人たちからだけでなく、裏の世界の人たちからのこともあったでしょう。

もしかするとそちらからの声の方がより多かったかもしれません…。

彼はいつしか世界を動かす裏の者達のことを知り、そしてその狂人達の仲間となるように誘いを受けたのかもしれません。

けれども彼は純粋さを失っていなかったがゆえにそれを断り、

更にはその真実を知らせたいと思ったがゆえに殺された…。

そんなこともあるのかもしれません。
 

 
彼が亡くなって40年。

現在はその裏の世界が誰の目にも明らかになりつつあり、それと同時に終わりを迎えようとしています。

果たしてこれからイマジンの世界がやってくるのか!?
 

JulieMimagesによるPixabayからの画像

 
ジョンレノンはヨーコと出会い日本についてとても勉強したようです。

そして彼が日本人の言葉や考え方で(もっとも)気に入ったものが

「おかげさま」

だそうです。

「おかげさま」とは、感謝の意を伝える言葉ですが、

そこには見えるものだけではなく見えない世界への~神様仏様であり、ご先祖様であり、あるいは大自然の力~それらに対する感謝が込められています。

このことは私たち日本人においては当たり前なことなのでしょうが、そこには唯一神の(宗教)世界にはない感覚が伴っているのでしょう。
 

 
私たちは現在「生命(いのち)」について考えることも多くなりました。

新型コロナウイルスによってかなり制限された生活を強いられるようになり、その不自由さと精神的疲労を体験させられています。更にはそれがが人間の手により作られいるのを知るにつれ、腹立たしさも覚えています。

このことを正面から捉えるならば「神も仏もないものか!」ということになりかねません。

けれどもこんな時にこそ「おかげさま」という言葉を見直してみる必要があるのではないでしょうか?

いま私たちは自由のありがたさを感じています。人間の愚かさも感じています。そしてこれまでの在り方・生き方についても考えさせられています。

コロナ禍以前を振り返れば、私たちはそれらを考えることもなく、多くの人が「今だけ、自分だけ、お金だけ」という世界に陥っていたと思います。

だからこそその反省を求められているのかもしれませんし、それは「おかげさま」でもって振り返ることが出来ているのかもしれません。

 
秋の夜長…。

天国も地獄もない世界、所有もない世界、分かち合って、平和に生きる世界への想像を巡らせるのもよいのではないでしょうか?

その出発点が「おかげさま」からかもしれません。






らいふあーと21~僕らは地球のお世話係~

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